2014年10月29日水曜日

ものづくりパートナーフォラム2014出展のお知らせ

このたび2014年11月19日(水)~20日(木)に東京都立産業貿易センター浜松町館にて開催される、加工技術・受託開発専門展「第17回 ものづくりパートナーフォーラム2014」に横河ブリッジが出展いたします。

横河ブリッジブースでは、当社が開発した高減衰フレームのご紹介と本サイトで紹介している技術小冊子「設計技術者のための大型精密構造体設計・製造ハンドブック」を特別無料進呈いたします。


また、フレーム設計・製造の技術的ご相談やコストなどのご相談につきましても、ブース常駐の当社スタッフがお応えいたします。


ご多忙の折、誠に恐縮ではございますが、ご来場の際は横河ブリッジブースにお立ち寄り頂けますよう、心よりお待ち申しあげます。





2014年9月12日金曜日

関西 設計・製造ソリューション出展のお知らせ

当サイト『大型精密構造体 設計・製造.COM』の運営会社である横河ブリッジが『第17回 関西 設計・製造ソリューション展』(2014.9.24~26、インテックス大阪)に出展いたします。


         


今回の出展では、当社で技術開発した「高減衰フレーム」の実機展示・デモを行います。

「高減衰フレーム」は実機を加振して高減衰の効果を実感して頂けます。(今回展示する実機の実験結果・映像はこちら
ぜひ当社ブースまでお越し下さい!

また、当社ブースにご来場いただいた方に、横河ブリッジが運営する技術情報サイト「大型精密構造体 設計・製造.COM」で紹介している技術小冊子「設計技術者のための大型精密構造体設計・製造ハンドブック」を特別無料配布いたします。

さらに、当社の強みである溶接構造体の「設計提案力」・「一貫生産体制」・「技術開発力」について映像・パネルなどによりご紹介するとともに、ブース常駐の当社スタッフが、構造体設計・製造の技術的なご相談やコストなどのご相談にお応えいたします。

この機会にぜひ当社ブースにご来場ください!


当社ブース場所は「5号館 小間番号26-11(設計・製造アウトソーシングゾーン)」です。

2014年9月10日水曜日

切削加工後の面精度向上を図る高精度加工


 今回は、切削加工後の面精度向上を図る高精度加工についてご紹介します。

 以前に、本ブログの“三次元および追加工による面精度向上”で高精度な追加工についてご紹介しましたが、改めて本手法を適用した事例と合わせてご紹介します。

 高精度加工のイメージを図-1に示します。左図が切削加工後の精度面の状態を表しています。この精度面を三次元測定機などで測定し、要求精度に対し部分的に精度がNGとなる箇所があった場合、右図に示すように、該当箇所に対して高精度加工を行い、面全体の精度を向上させるというものです。本手法を用いることで、通常の切削加工のみでは達成できない精度を低コストで実現します。

【図-1 高精度加工のイメージ】


 高精度加工を実際に適用した事例をご紹介します。

 サイズ1.7m×2.8mの定盤(図-2参照)において、切削加工後の上面精度面(平面度9μm)に対して、お客様より更に精度を向上させたいというご要望があり、図-2の通り、部分的(両端200~300mm程度)に高精度加工を実施しました。その結果、図-3に示すように上面精度面の平面度を5μmに向上させることが出来ました。


【図-2 高精度加工を適用した定盤】

【図-3 高精度加工前後の平面度】


 通常、高精度な定盤やフレーム、架台などの加工では、切削加工後に研削加工やキサゲ加工を行うことが多いですが、本手法を用いることでこれらの加工をすることなく高精度が実現でき、コストダウン、リードタイム短縮に繋げることが可能となります。
 ぜひ我々にお気軽にお問合せ下さい。


2014年6月2日月曜日

設計・製造ソリューション出展のお知らせ

当サイト『大型精密構造体 設計・製造.COM』の運営会社である横河ブリッジが
昨年に引き続き、『第25回設計・製造ソリューション展』(2014.6.25~27、東京ビ
ッグサイト)に出展いたします。








今回の出展では、当社で技術開発した「高減衰フレーム」と「石・製缶複合構造
定盤」の実機展示・デモを行います。

「高減衰フレーム」は実機を加振して高減衰の効果を実感して頂けます。(今回
展示する実機の実験結果・映像はこちら

「石・製缶複合構造定盤」は、石定盤よりも軽量化・高剛性化が図れる構造とし
当社が提案する定盤であり、温度変化による変形を抑える当社独自の工夫を
ております。モデルの実機を展示していますので、ぜひ当社ブースまでお越し
さい!


また、当社ブースにご来場いただいた方に、横河ブリッジが運営する技術情報サ
イト「大型精密構造体 設計・製造.COM」で紹介している技術小冊子「設計技術
者のための大型精密構造体設計・製造ハンドブック」を特別無料配布いたします。

さらに、当社の強みである溶接構造体の「設計提案力」・「一貫生産体制」・「技術
開発力」について映像・パネルなどによりご紹介するとともに、ブース常駐の当社
スタッフが、構造体設計・製造の技術的なご相談やコストなどのご相談にお応えい
たします。

この機会にぜひ当社ブースにご来場ください!

当社ブース場所は「東1ホール 小間番号東20-34」です。

2014年5月30日金曜日

高減衰構造への挑戦(その4)

こんにちは。
高減衰構造への挑戦シリーズですが、おかげさまで今回が4回目の紹介になります。

今回は、これまでとは違う立体型角パイプ構造に高減衰構造を適用した事例を紹介します。
※動画では、ノーマル構造と高減衰構造の比較をご覧いただけます。

今回の製品では、各モードで減衰比が5~8倍向上しました。
複数のモードに着目した製品は、これが初めてとなります。

動画にて、ハンマーで叩いた際の音の違いを是非ご確認ください。









私たちの高減衰構造製品にご興味のある方、お気楽にお問合せください。





← お問い合わせはこちらをクリック!

2014年4月15日火曜日

三次元測定および追加工による面精度向上(精度向上実績を追加)

 こんにちは。精度向上させた実績を追加しました。


 今回は、三次元測定機、定盤を利用した面精度向上手法についてご紹介します。

 私たちは、測定範囲『長さ6m×幅3m×高さ2m』の大型三次元測定機、『長さ5.6m×幅1.5m』の大型定盤を保有しています。これらの設備は空調により23℃の一定温度環境下にあり、大型製品においても、温度変化の影響を受けない高精度な測定が可能です。お客様の製品や生産設備で使用されているフレームなどを持ち込んで頂き、精度測定をしています。


 測定のみならず、測定結果に基づいて部分的に精度が低い(精度が出ていない)箇所に追加工を施し、全体面精度を向上させることも可能です。全長5mを超える切削加工製品に対して、測定、追加工を行い、10μm以下の面精度を達成した実績があります。また、追加工にはいくつかのバリエーションがあり、加工機、研削盤などが届かない精度面への適用も可能です。


大型三次元測定機



高精度加工の例

















 大型三次元測定機、大型定盤による高精度測定と追加工技術により、お客様の製品、生産設備の精度管理、高精度化をサポートします。お気軽にお問合せ下さい。











精度向上実績例


 

材質

サイズ

精度向上結果(平面度)

ワーク①

SS400

6m×1m×0.6m

13μm8μm

ワーク②

SS400

4.5m×0.4m×0.1m

17μm10μm

ワーク③

FC250

4m×0.7m×0.3m

12μm8μm

ワーク④

石(花崗岩)

1.2m×0.1m×0.1m

10μm7μm



お問合せはこちら ↓ をクリック!!

https://z109.secure.ne.jp/~z109050/cgi-bin/contact2.html













2014年4月4日金曜日

SS400とFC250の加工精度について

こんにちは。

今回は、SS400と鋳物でよく用いられるFC250の加工精度にについて紹介します。

FC250はSS400に比べて脆い材料なので、削りやすいイメージはありますが、削りやすさと精度の出しやすさは一致するものなのでしょうか。私たちは、図1に示す大型試験体を用いて、その加工精度の検証を行いました。試験体は、寸法:幅700×長さ4000×高さ370㎜、重量:1400kgの溶接構造体です。試験体の上面にSS400およびFC250の座面を接合し、切削加工を行いました。なお、座面の接合方法については、「異種金属の接合方法」を参照下さい。

 
                             図1 試験体形状

図2および図3に座面の平面度の測定結果を示します。SS400の座面とFC250の座面の平面度はいずれも5μm以下であり、その結果に有意差は見られませんでした。したがって、SS400とFC250で同程度の面精度を出すことは可能といえます。

     図2 平面度測定結果(SS400)                     図3 平面度測定結果(FC250)

 
FC250などの鋳物からSS400へのリプレイスには、軽量化や剛性向上などのメリットが数多くあります。このリプレイス検討は私たちの最も得意とするところです。お気軽にお問合せ下さい。

お問い合わせはこちら↓をクリック!
     

異種金属接合による複合構造

こんにちは。

今回は、異種材料(異種金属)を接合した複合構造について紹介します。

一般的に構造体に用いられるSS400は、入手性が良く、安価な材料であることが特徴です。SS400で構造体を製造すれば、コストダウン、リードタイム削減が図れます。ただ、性能上の理由から、他の材料、例えばステンレスやアルミなどSS400以外の材料を選択せざるを得ないことはよくあることです。これらの材料はSS400よりもずっと高価であり、コストアップとなります。

このような場合、SS400で構造体を構成し、必要な部分のみに他の材料を使う、すなわち、複合構造とすることが有効な手段です(図1参照)。ただし、材質の異なる金属材料を接合することになるため、その設計、製造には注意が必要です。例えば、複合構造SS400構造体の応力除去焼鈍についての考え方や線膨張係数の違いなど解決すべき問題があります。私たちは、異種金属接合について、検討を重ね、溶接、接着、嵌合、ボルト等の接合方法を確立しました。材質としてはSS400とステンレス、アルミ、鋳鉄、インバー鋼の接合が可能です。
図1 SS400+異種金属の複合構造例

異種金属接合による複合構造にはコストダウンの可能性が大いにあります。お気軽にお問合せください。

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2014年3月21日金曜日

ファインテックジャパン出展のお知らせ


当サイト『大型精密構造体 設計・製造.COM』の運営会社である横河ブリッジが
第24回ファインテック ジャパン』(2014.4.16~18、東京ビッグサイト)に出展い
たします。





今回の出展では、当社で技術開発した「高減衰フレーム」と「石・製缶複合構造
定盤」の実機展示・デモを行います。

「高減衰フレーム」は実機を加振して高減衰の効果を実感して頂けます。
「石・製缶複合構造定盤」は、石定盤よりも軽量化・高剛性化が図れる構造とし
当社が提案する定盤であり、温度変化による変形を抑える当社独自の工夫を
ております。モデルの実機を展示していますので、ぜひ当社ブースまでお越し
さい!

また、当社ブースにご来場いただいた方に、横河ブリッジが運営する技術情報サ
イト「大型精密構造体 設計・製造.COM」で紹介している技術小冊子「設計技術
者のための大型精密構造体設計・製造ハンドブック」を特別無料配布いたします。

さらに、当社の強みである溶接構造体の「設計提案力」・「一貫生産体制」・「技術
開発力」について映像・パネルなどによりご紹介するとともに、ブース常駐の当社
スタッフが、構造体設計・製造の技術的なご相談やコストなどのご相談にお応えい
たします。

この機会にぜひ当社ブースにご来場ください!

当社ブース場所は「東5ホール 小間番号8-35」です。
(当社出展内容についてはこちら