横河ブリッジは、鋼構造体の高減衰化への挑戦を日々行っています!
今回は、高減衰構造への挑戦シリーズ第6回目として、「定常振動(連続的振動)に対する減衰効果」について紹介します。
これまで、過渡振動(断続的振動)に対する減衰効果については、様々な構造での振動試験結果で紹介してきましたが、横河ブリッジが開発した高減衰構造は、定常振動(連続的振動)に対しても高い減衰効果が確認できました。
以下に、試験体と振動試験結果を示します。
試験体は、左図の通り定盤・ベースを想定した構造で、寸法が500×2,500×172mm、重量は450kgです。この試験体に対し、過渡振動(ハンマリング)および定常振動(モータ加振)を与えた結果が、右の表、グラフとなります。
振動試験の結果、過渡振動に対してはもちろんのこと、定常振動に対しても高い減衰効果(振動振幅の低減効果)が確認できました。
振動試験の状況を動画でもご紹介します。
装置の振動でお困りのことがございましたら、ぜひ高減衰構造の適用をご検討ください!
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