今回は、三次元測定機、定盤を利用した面精度向上手法についてご紹介します。
私たちは、測定範囲『長さ6m×幅3m×高さ2m』の大型三次元測定機、『長さ5.6m×幅1.5m』の大型定盤を保有しています。これらの設備は空調により23℃の一定温度環境下にあり、大型製品においても、温度変化の影響を受けない高精度な測定が可能です。お客様の製品や生産設備で使用されているフレームなどを持ち込んで頂き、精度測定をしています。
測定のみならず、測定結果に基づいて部分的に精度が低い(精度が出ていない)箇所に追加工を施し、全体面精度を向上させることも可能です。全長5mを超える切削加工製品に対して、測定、追加工を行い、10μm以下の面精度を達成した実績があります。また、追加工にはいくつかのバリエーションがあり、加工機、研削盤などが届かない精度面への適用も可能です。
大型三次元測定機、大型定盤による高精度測定と追加工技術により、お客様の製品、生産設備の精度管理、高精度化をサポートします。お気軽にお問合せ下さい。
精度向上実績例
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材質
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サイズ
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精度向上結果(平面度)
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ワーク①
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SS400
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6m×1m×0.6m
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13μm→8μm
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ワーク②
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SS400
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4.5m×0.4m×0.1m
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17μm→10μm
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ワーク③
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FC250
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4m×0.7m×0.3m
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12μm→8μm
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ワーク④
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石(花崗岩)
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1.2m×0.1m×0.1m
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10μm→7μm
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